クリニックへの転職に向いている人

看護師の資格があれば、様々な医療現場で働くことができます。入院病棟のある病院で看護師として働いており、夜勤が辛く感じるようになったときはクリニックへの転職を検討する人もいるでしょう。そこでクリニックに転職する方が向いている人とは、どんな人なのでしょう。

前述の通り、クリニックでの勤務は基本的に夜勤はありません。それに加えて日曜日や祝日、年末年始、お盆も休みになるケースが多いです。そのため、家族と予定が合わせやすく、仕事とプライベートが両立しやすくなります。家事や育児と仕事をしっかり両立させたいという人も、クリニックに向いているでしょう。結婚や出産などで一時的に看護師を離れていて、また復帰したいという人にとってもクリニックは最適と言えます。

病棟と違って重症な患者もほとんどいないため、精神的な負担は軽減できるはずです。さらに、クリニックは地域密着型のところがほとんどで、地域密着の医療に興味がある、地域の人たちとコミュニケーションを取りたいという人にも向いています。

一方、クリニックでは病棟では対応しなくても良かった雑務なども対応しなければなりません。クリニックの看護師は多くないので、本来の仕事ではないこともやらなければならないのです。業務の幅が広いというのが特徴でもあるので、ある程度知識や経験がある人の方が向いているでしょう。看護師になったばかりの新人で、初めての職場がクリニックだと対応できないことがあるかもしれません。