勤務先にクリニックを選ぶときは慎重に!

病床を有していないクリニックで働く看護師は、夜勤の必要がなく、体力的には楽だと言われています。また、診療時間は決められているので、時間外労働が少なく、お盆休みや年末年始の休みが長く取れるのも魅力です。体力的に夜勤が出来ないと感じる方や、子供が小さい方、自分の時間を大切にしたい方などは、働きやすいと感じることでしょう。

また、ママさん看護師が多いので、子供の急な病気や怪我などで休みが必要になっても、肩身の狭い思いをしなくて済みます。クリニックによっては休憩時間が長いところもあり、自分の時間として使えるので、用事を済ませる事も出来ると言われています。

このようなメリットのあるクリニックでの看護業務は、外来に通う患者さんの問診や院長の診察補助、採血や点滴などの処置の他に、薬剤の管理や物品の請求、器材の滅菌、卸業者とのやり取りなど、多岐にわたります。また、専門的な診療科のクリニックの場合は、検査の知識や所見なども学ぶことが出来るため、大きな病院とは違ったやりがいも感じられます。

このようなクリニックでの仕事は、院長先生の考え方や経営状態次第で給料や勤務形態が決まるので、転職の際には情報収集が鍵になります。ですから、クリニックへの転職を考えるときには、入念な下調べを行なうようにしましょう。安易に給与や条件だけで勤務先を决めてしまうと、ミスマッチが起こることもあるので気をつけてください。

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